『庭は私のゆりかご』

イングリッシュガーデン

今日はちょっと真面目に書きます。

ガーデニングの本の著書でもあり、我が家のお庭を手がけてくださった外構屋さんのTさん。今でも植物のアドバイスをいただいたり、連絡を取り合っています。

ここ最近、寄せ植え教室のお誘いをいただいたのですが、今の私の体調では難しいのでお断りをしました。そして、体調が優れない辛い期間を庭に癒してもらっている事を、庭の写真と共に伝えました。

すると、Tさんも去年の暮れにとても辛い事があったけれど、庭が慰めてくれたということ。庭は私のゆりかごです。という返信がきました。

『庭は私のゆりかご』

心にジーンと響きました。まさにそうだな、と思いました。私を優しく包んで癒してくれる、安心できて安らぐ場所。私はそう解釈しました。

Tさんのメッセージを読んだ後、庭に出て辺りを見回していると、足元をトカゲが歩いていきました。数匹のアゲハ蝶が美しい羽を羽ばたかせながら舞い、花の蜜を吸っていました。小さな名も知らない虫達も、花の蜜を求めて集まってきていました。

そこには寂しかった冬の面影は一切なく、青々と茂った緑、今まさに咲き誇っている花、まもなく咲くであろうぷっくりと膨らんだ蕾、そして小さな生き物達で賑わう美しい空間が広がっていました。

思わず詩的な文章になってしまうくらい、心から美しいな、と感じました。真夏の暑さと厳しい冬を乗り越えて、新しい芽を出し、花を咲かせる小さな花達の方が、私よりよっぽど強くて気高いな、とも感じました。日々些細な事でイライラしたり、落ち込んだりしている自分より、花達の方が根性があるな、と。私も負けていられませんね。

ここまで熱く語れるのは、おそらく『自分の庭』だからです。自分で植えて手入れをしたからこそ、成長の喜びが得られ、特別な場所になります。同じ花を見るにしても、自分で植えたお花なら誰でも特別に見えるはずです。町中で見かけるお花は、綺麗だなぁ〜とは思っても、それだけです。お店で買った綺麗な切り花よりも、庭に咲いた花を飾った方が、より幸せな気持ちになれるのではないでしょうか。

Tさんが近いうちに庭の撮影でいらしてくだり、色々とアドバイスもしてくださると言うので、とても楽しみです。(ただ、Tさんはとても良い方なのですがとてもマイペースな方なので、本当に実現するかは分からないのですが笑)

もうすぐ咲きそうなピンク色のラベンダー。この子は、ラベンダーの中で唯一この綺麗な状態で冬越しできた子です。なんとかプリンセス?みたいな名前だったと思います。名前負けしないくらい、とっても可愛いんです♡

ビオラの蜜を吸うアゲハ蝶。我が家は住宅街の中にあるので、どこから飛んでくるんだろう?

大好きな白と紫ゾーン。ほぼ満開になったマム。植えた時はこんなに広がってたくさん咲いてくれるなんて思いませんでした。植えてみないと分からないものです。

ビオラのこんもり具合がすごくて、小人になってこの上で寝っ転がってみたいです٩( ᐛ )و

息子が撒いた人参の種も、芽が出てきました◎これが本当に人参になるのだろうか。

グランドカバーのエリゲロンも花が咲きました。エリゲロンはTさんが植えたものです。

見るたびに、グレーのレンガにして本当に良かったと思います。道路との境の隙間の多肉植物は、多肉ゾーンから少し千切って置いておいたものが自然に根付いたものです。ここの土も、ちゃんと土壌改良した土が入れてあるのですd( ̄  ̄)

エニシダの黄色い花がついに開花!

エニシダは枯れてしまうかなと心配していたら、冬を無事に乗り越えてとても大きく成長してくれました♩これはヒメエニシダなのか、エニシダなのか、実はわかっていません。

去年の溢れ種から咲いた矢車菊。まさかこんな場所で?という多肉植物の隙間から生えてきました(°▽°) 庭にもそれらしき芽がたくさん出ているので、いっぱい咲いてくれることを期待しているけど、ただの草だったらどうしよう。笑

今日はボリューム満点でしたが、ここまで読んでくださりありがとうございました*

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