忙しさと体調不良でブログの更新がお久しぶりになってしまいました(´・_・`) それと、常日頃このブログをわざわざ読んでくださる方の為に、なるべく読み応えのある記事したい&読みやすくて面白い文章を書きたい、と考えているので、下書きはいっぱいあるのですが、公開するのに時間がかかっています(◞‸◟) 文章を書くことは好きなのですが、変に格好良くしようとしたり、凝りすぎているのでしょうね。
現時点でのこのブログの最大の目的は、まずは外構の話しを一通りして、その後に細かく家の紹介をしていく事です。ただ、それらを記事にすると、なかなかのボリュームになり、下書きで止まっている状態なのです。ですが、今日はブログの時間をとって、書きかけの外構のお話を進めたいと思います!とっても長い記事になると思いますが、どうかお付き合いくださいませ。
ビオラをきっかけに、夏の間放置していた庭の手入れを再開しています♪この家に住み始めてちょうど一年が経ちましたが、おそらくこの一年で数百個の苗を植えたと思います。その甲斐あって、最初はほぼ土だけだった庭が、だんだんと花と緑で生い茂り、今では通り過ぎる人に褒めていただけるような庭になりました(о´∀`о)
今こうして庭を楽しめるのは、そのベースを作ってくださった外構屋さんのおかげです。外構屋さんとは今でも繋がりがあり、ガーデニングで困った時にはアドバイスをいただいていますヽ(;▽;)ノ
理想の庭作りのためには、外構屋さんとしっかりと打ち合わせをして、目指している庭のイメージをきちんと共有することが必須です。今回は、外構屋さんとの打ち合わせを振り返ってみようと思います(*’ω’*)
自分のイメージをなるべく具体的に伝えることが大切
打ち合わせは、お花の知識が豊富でガーデニングの本の著者であるTさんが対応してくださいました。まず最初に、私たちがどんな庭を作りたいかを伝えました。参考写真や家の図面をお見せして、なるべく具体的にお伝えしたつもりです。
・イギリスのコッツウォルズ地方に憧れている事
・イングリッシュガーデンのような、ナチュラルな庭を作りたいので、庭に花壇などは必要ない事
・白いモッコウバラ、ユーカリ、アナベルは絶対に植えたい事
・シルバーグリーンの植物が好きな事
・駐車場はコンクリートではなく、枕木やグランドカバーの植物で作りたい事
・木製の物置小屋を置きたい事
・立水栓は本物の枕木を使用したい事
・門柱はシンプルで素朴に、枕木等で作りたい事
・樹脂木材などの人工的な資材は使用しない事
・レンガは家の外壁に合わせてグレーがいい事
・石の小道を作りたい事(石はランダムに配置し、自然の風景に近いものにする)
以上が最初にお伝えした内容です。こうして箇条書きすると、なかなかこだわりと癖が強い客ですね( ̄▽ ̄)笑 何を今更って感じなのですが笑 この内容を踏まえてTさんが現地調査をしてくださり、エクステリアプランと見積もりの作成をしていただくことになりました。
立地・費用・手入れを考えて植栽を決める
最初のプランと見積もりができた段階で、再度Tさんと打ち合わせをしました。いただいたプランは、やはりお庭のプロ!という事が伝わる内容でした。特に、イングリッシュガーデンのような雰囲気を出せる&立地に適した植栽プランは、お花を知り尽くしているTさんだからこその提案でした!
こちらが最初にいただいた植栽のプランです。全て植えられたら最高なのですが、費用面とお隣さんとの兼ね合いを考えて、この中では、セイヨウニンジンボク、グランドカバー、針葉樹を採用させていただきました。
お隣さんとの兼ね合いというのは、背が高い木をお隣さんとの境界に植えてしまう事によって、お隣さんのお庭への日照に変化を与えてしまう事を避けようという配慮です。お隣さんも庭を楽しんでいる様子だったので、日照が悪くなったらお隣さんの心象も良くないに決まっています。
また、このプランのままセイヨウニンジンボクを植えられたら、外壁に紫の花が映えてとても素敵になる事間違いなしで最高だったのですが、現実は室外機を置く位置と被ってしまっていたので、植える場所を変える事になりました。
針葉樹については、Tさんに大好きなシルバーグリーンのコニファー・ブルーアイスを提案していただき、場所はそのままで決定しました◎
ここで、Tさんからの植栽プランに、私達が絶対に植えたいと希望していたモッコウバラ、ユーカリ、アナベルが入ってない事に気づいた観察力のものすごい方はいらっしゃるでしょうか( ̄∇ ̄)笑 最初の打ち合わせであれだけ念押ししたはずなのに、入っていなかったんです( ̄∇ ̄) これは大変!と、Tさんに確認をしました。するとTさんから、お花のプロだからこそのアドバイスが返ってきました。
まず、ユーカリを地植えにするなら、覚悟が必要だという事。ユーカリはぐんぐん大きくなるけど、根が浅いので、台風などが多い日本では倒木などの危険があり、しっかりと支柱で支える必要があるそうです。大きくなり過ぎて、自分達の手に負えなくなって抜いてしまうお客様も多いので、鉢植えをオススメすると言われました。
鉢植えなんて、人工物を置かない自然の庭を目指す私達にとっては考えられない選択肢だったので、手入れが大変でも地植えしたい!と熱い思いを伝えました。一度きりの人生、やらない後悔よりやった後悔の方が断然良いです!Tさんの、本当に植えちゃっていいですね?の質問に一瞬だけ迷いが生じたものの、やはり地植えにこだわりたいので、日照を好むユーカリの為に、我が家の敷地で1番よく陽が当たるであろう場所にユーカリを植える事が決まりました◎ちなみに、ユーカリにも色々と種類があり、私達はハート型の葉が可愛いポポラスを希望しました♡
モッコウバラについては、庭の奥にパーゴラを作り、そこに這わせる事になりました。パーゴラって?という方もいるでしょうが、後々ご紹介しますねd( ̄  ̄)
アナベルは、自分達で後からでも植えられるわよ〜、という事だったので(Tさんはお洒落なマダムです)、費用を少しでも抑える為に、あとから自分達で植えようという事になりました。自分達では難しい、ユーカリ、モッコウバラ、コニファー、セイヨウニンジンボクを植えてもらう事、あとは予算内で用意できるだけのグランドカバーを植えてもらう事で植栽は決まりました◎グランドカバーについては、ワイルドストロベリー、ヒメイワダレソウは必須で、あとはTさんのセンスにお任せだったので、何が植えられるのか未知の部分もありました笑
それにしてもTさんは、この植物を植えたい、と言えばその植物の特性・手入れ方法について詳しく教えてくださるし、庭の数年後の状況まで見通した話をしてくださるし、本当に植物図鑑そのもののような人でした(゚ω゚) おかげで、たくさん学ばせていただきました。ガーデニングを楽しみたい、と考えている方は、植物に詳しい外構屋さんに施工を依頼することを強くお勧めします。
庭づくりヒストリー、次は、エクステリア編について書きたいと思っています・:*+.\(( °ω° ))/.:+